Claude CodeをOpus 5.5へ切り替えて固定する方法
完全なモデルIDまたはopusエイリアスでClaude Codeを切り替え、旧クライアントの400エラー、既定のmedium effort、安全拒否後のfallbackを確認します。
目次

/model でOpusを選んだのにClaude Codeが別モデルのように動く、または最初の応答前に400エラーになることがあります。確実にOpus 5.5へ切り替えるには、モデル指定コマンド、Claude Codeのバージョン、安全上の拒否後に発生する可能性があるfallbackを分けて確認します。
再現性が必要なら完全なモデルIDを使い、opus エイリアスは実際の解決先を確認してから使います。また、Opus 5.5の既定 effort は medium で、Opus 5の既定だった high とは異なります。
完全なモデルIDでOpus 5.5を固定する
最も明確なコマンドは次のとおりです。
/model claude-opus-5-5
Anthropicは claude-opus-5-5 を日付サフィックスのない固定モデルIDとして説明しています。チームの手順書、プロジェクト設定、カスタムプロバイダーでは、全員が同じモデルを要求していることを確認しやすいため、この書き方が適しています。
短い指定は次のとおりです。
/model opus
Claude Code、またはカスタムBase URLの背後にあるサービスがOpus 5.5へ解決すると表示した場合にだけ使ってください。対話中は便利ですが、セッションやゲートウェイの挙動が想定外だったときは完全なIDのほうが追跡しやすくなります。
| 目的 | 推奨する指定 | 理由 |
|---|---|---|
| 正確なモデルを固定する | /model claude-opus-5-5 | 要求するIDが明示され、再現しやすい |
| 現在のOpusを素早く選ぶ | /model opus | 短いが、解決先の確認が必要 |
| 外部プロバイダーを切り分ける | まず完全なID | エイリアス問題とモデル未提供を区別できる |
BetterTokenのようなAnthropic互換Base URL経由でClaude Codeを使う場合も /model の操作は同じです。ただし、エイリアスだけを根拠にせず、そのプロバイダーが実際に claude-opus-5-5 を公開しているか確認してください。
切り替える前にClaude Codeを更新する
モデル公開前のクライアントは、アカウントやプロバイダーが対応済みでも選択を拒否することがあります。まず更新します。
claude update
更新後は実行中のClaude Codeセッションを再起動します。Claudeデスクトップアプリを使っている場合はそちらも更新し、完全なIDでもう一度切り替えてください。
2026年9月22日のコミュニティissueには具体例があります。Claude Code 2.1.257 が claude_code_version_too_old で拒否され、応答では 2.1.280 以降が必要とされました。これはバージョン制限の一例であり、永続的な共通最低バージョンを示すものではありません。将来は条件が変わるため、実際に受け取ったエラーに書かれた最低バージョンを優先してください。
モデルを切り替え、結果を確認する
問題を混同しないよう、次の順序で進めます。
claude updateを実行し、Claude Codeを再起動します。- 作業するセッションで
/model claude-opus-5-5を入力します。 - コマンド後にClaude Codeが表示するモデル選択を確認します。入力が受理されたことだけで成功と判断しないでください。
- 長時間または高コストのタスクを始める前に、もう一度
/modelを開いて現在の選択を確認します。
完全なIDは使えるのに /model opus で想定外のモデルになる場合は、完全なIDを使い続けます。これはOpus 5.5全体の利用不可ではなく、エイリアス解決の問題を示します。
どちらも使えず、サードパーティーのendpointを利用している場合は、モデル提供状況とマッピングを確認してください。公式Claude APIでは標準IDが使えても、互換ゲートウェイが独自カタログを持つ、またはまだ新モデルを有効化していない場合があります。
既定の effort は medium
Claude Opus 5.5ではadaptive thinkingが常に有効で、文書化された既定のeffortは medium です。Opus 5の既定は high だったため、Claude Codeの見える設定を変えていなくても、レイテンシー、トークン消費、思考の深さが変わる可能性があります。
通常のClaude Code利用では、切り替えのためだけにeffort値を追加する必要はありません。まずモデルを確認し、その後で実タスクに既定の挙動が合うか評価します。クライアントやAPIゲートウェイにeffort設定がある場合は、以前の既定値を引き継ぐと決めつけず、明示的に選びます。
カスタム統合ではOpus 5.5のリクエスト規則にも注意が必要です。thinkingの無効化や手動のthinking budgetは拒否されます。モデル選択は成功したのに最初のリクエストが400になる場合は、/model を繰り返すのではなく、上流のpayload変換を確認してください。
メッセージがフラグされたときはfallbackの可能性がある
安全上の拒否は通常のモデル選択とは別の経路です。APIレベルでは、Opus 5.5がHTTP 200とともに stop_reason: "refusal" と stop_details オブジェクトを返すことがあります。クライアントやプロバイダーでfallbackが有効なら、そのリクエストだけ別モデルで再試行される可能性があります。
これをリクエスト単位のfallbackとして扱い、保存済みの /model 選択が恒久的に変わった証拠とは考えないでください。重要な作業を続ける前に /model を開き直し、アクティブなモデルを確認します。Anthropicによると、Opus 5.5から大半の別モデルへ移ると、その後のターンは以前のOpus 5.5 thinking blocksなしで実行されます。重要な制約は改めて書き、内部の推論がすべて引き継がれたと想定しないほうが安全です。
実際の対応順は次のとおりです。
- 拒否またはフラグの通知を読み、同じ依頼を変更せずに再送しません。
- 正当な依頼なら、安全分類器に反応した部分を削除または言い換えます。
- クライアントやプロバイダーがfallbackモデルを使ったか確認します。
- 固定モデルが必要なタスクへ戻る前に、Opus 5.5を再確認します。
よくある問題を切り分ける
| 症状 | 最初に確認すること | 次の対応 |
|---|---|---|
claude_code_version_too_old を含む400 | Claude Codeまたはデスクトップ版のバージョン | claude update、再起動、完全なIDで再試行 |
| 一覧にOpus 5.5がない | クライアントまたはプロバイダーのカタログ | クライアント更新後、プロバイダーの提供状況を確認 |
/model opus が想定外のモデルを選ぶ | エイリアス解決 | /model claude-opus-5-5 を使い表示結果を確認 |
| 完全なIDは受理されるが最初の要求が400 | 上流payloadの非互換 | thinking無効化・手動設定やゲートウェイ書き換えを確認 |
| メッセージがフラグされ別モデルが答える | refusal後のfallback | 拒否内容を読み、モデル確認後に重要条件を再提示 |
| セッション途中の切り替えで一貫性が落ちる | thinking blocksが移らない可能性 | モデルを確認し、新しいターンに必要な文脈を与える |
本番タスク前の最終チェック
- Claude Codeを更新し、再起動した。
/model claude-opus-5-5がバージョンエラーなしで受理される。- 表示された選択が実際にOpus 5.5へ解決されている。
- 明示設定がなければ、既定の
mediumeffortを前提にしている。 - フラグまたは拒否の後、fallbackが使われたか確認した。
5項目を確認できれば、完全なモデルIDがセッションを再現可能に保つ最も安全な方法です。opus エイリアスは素早い切り替えに便利ですが、推測せず結果を確認してください。